ぽつりぽつり

思いつくまま気のむくままに  (佐々木 彰 「面白半分」別館).

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クロムの時代か

インターネットのブラウザも新しいものが増えてきた。かつて私はNetscapeNavigator(以下、ネスケと記述)を使っていた。Internet Explorer(以下、IEと記述)も使うことがあったが、2000年前頃まではネスケの使用者が多く、使い勝手もネスケが良かったこともあって、自分のホームページもネスケで表示することを基本としていた。(ホームページのソースの記述によってはIEでは見えてもネスケでは表示が狂うということもあったので……。このことについては私の古いホームページのコンテンツを参照いただきたい)

しかし、ネスケがバージョンアップを停止し、IEのシェアが独占的になると、新しいブラウザを使っていくにはIEに切り替えざるを得なくなり、私のメインブラウザもIEに変わった。

その後、Opera、Safari、Mozilla Firefoxなどの新顔が登場し、私も使ってみたが、IEもバージョンアップを続けたので、新顔ブラウザの性能がIEを大きく上回るということも感じられなかったので、メインブラウザはIEのままであった。

しかし、昨年(2008年)の終わり頃にGoogle Chromeの正規版が発表されると状況は大きく変わった。Google Chrome(以下、クロムと記述)が素晴らしく良いのである。

クロムの入手は簡単である。下の画像のように検索サイトのGoogle(グーグル)にアクセスすれば、検索窓の右下に「ブラウザ」のアイコンがあり、そこをクリックするとダウンロードサイトにつながる。

以下に、IEとクロムの画面を表示しよう。


クロムは画面構成もしゃれているが、なによりも動作が速い。しかも使い勝手が良い。ここでは細かい説明は省略するが、画期的に優れたブラウザであることが実感できる。ぜひダウンロードして試用いただきたい。(ダウンロードやインストールも速いです。)

インターネットの検索サイトについても、ヤフーがダントツだった頃、新しく登場したGoogle(グーグル)の素晴らしさに感動してホームページに書いたことがある。(こちらをクリック

私だけでなく世界中の多くの人が感じたように、あっという間にグーグルは世界トップの検索サイトになったが、クロムもIEを越えるブラウザになるような気がする。近々発表される「Windows7」のヨーロッパ版にはIEがバンドルされないという情報もあるが、そうなるとクロムを使う人はいっそう増えそうだ。IEがインストールされているパソコンでもクロム使用者は激増するように思う。なにしろ使った気分が抜群によいのだから……。


さて、余談である(^^;)

クロムには全画面表示や拡大・縮小表示をするための便利なキー操作がある。実はIEのバージョン8にも同じ機能がある。

全画面表示の切り替えはファンクションキーの「F11」である。

拡大表示キーは「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを押す。何度も押すとその度に拡大率が大きくなる。縮小表示は「Ctrl」キーを押しながら「-」キーを押すとよい。本来の大きさに一度で戻すのは「Ctrl」キーを押しながら「0(ゼロ)」キーである。

大勢の人がいる会場でプロジェクター等でホームページやブログを表示する場合、画面の一部をできるだけ大きく表示したいとき、ブラウザのメニューバー部分等を消した全画面表示にし、しかも拡大表示したいことがあるが、その場合にはこれらのキー操作がとても便利である。

Mozilla Firefoxにも同じ機能があるし、SafariはF11キーは効かないが拡大・縮小機能がある。実は全画面表示キーや拡大・縮小キーについては私は知らなかった。(IEのバージョン6にはなかった。IE6はタブブラウズ機能もなかったし……)でも、クロムを使っているうちに他のブラウザにも同じ機能があることを知った次第である。これもクロム効果かもしれない(^^;)

ただ、全画面表示の場合、クロムがいちばん格好いいように感じる。現時点では私にとっての最優秀ブラウザはまちがいなくGoogle Chrome(クロム)である。




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床屋さんの話

容貌を変えるとき、一番効果が大きいのが髪型を変えることではないだろうか。太ったり痩せたりするのは苦労が多いわりに変化に気づく人が少ないが、髪型を変えるのはハサミひとつで効果絶大である。

その髪型を整えてくれるのが理容師さん。(ここでは床屋さんと呼ばせてもらう)

私の場合、今の床屋さんに通うようになって35年ほどになる。私はまめに散髪するほうではないので年に7・8回程度行くだけだが、それでも35年だと250回。けっこう長いつきあいである。


子どもの頃は親が連れていってくれた近所の床屋さん。高校生になって、(故郷の田舎町よりは)ちょっと大きい市に通うようになり、気に入った床屋さんを探してうろついた。けっこう気に入った床屋さんを見つけたのだが、そこが店じまいをしてしまい、また遍歴の末、現在の床屋さんに落ち着いた。

この床屋さん(私はマスターと呼んでいるのだが)、県の競技会で何度も優勝したことがあるという技術の持ち主で、カットの仕上がりなども素晴らしい。何度か同じ店でマスターでない理容師さんにやってもらったことがあるのだが、理髪直後は同じように見えても1週間もすると頭の感じがかなり違ってくる。マスターがカットした髪はバランスがとれたまま伸びるのである。

技術だけでなく、気に入っているのがセンスである。床屋探しで遍歴しているときは、自分の気に入ったヘアスタイルにしたいため「そこはもう少し短く」などあれこれ注文するのだが、なかなか思うように刈ってもらえない。そこでまた別の床屋さんに…という具合になるのだが、マスターに出会ったら、ひとことふたこと「こんな感じに」と言っただけで自分が思っていたようなヘアスタイルに仕上げてくれたのである。いや、自分が願っていたよりもずっと格好いい仕上がりだったのだ。

要は、自分のセンスとぴったりの理容師さんと出会ったということなのだろう。センスというものは絶対的な尺度はないわけで、ある人が「格好いい」と思ったものを、別の人は「ださい」と思うこともあるのだが、マスターと私はセンスが合っていたといえるだろう。

床屋さんの客どうしがいっしょになるということは少ない。ひとつの床屋さんの常連は数百人になるのだろうが、一時に店に入るのは数人なのだから常連どうしが顔を合わせることはめったにないわけである。

ところが、知り合いの人と話をしてみると、私と同じ床屋さんに行っているという人がかなりいる。おもしろいことに、私が「この人は着ている物や髪型がセンスいいな」と思っている人が、私と同じ床屋さんに行っているのである。

これも、「センスが合う」という視点で考えると納得できることである。センスが良い人たちがその床屋さんに行っているということではなくて、自分のセンスに合う床屋さんに通っている人たちは(自分から見ると)センスが良く見えるということなのであろう。

さて、そのセンスが私にぴったりのマスターも、35年もつきあっているうちに年をとってきた。60歳を超えて数年になるそうだ。今も技術の素晴らしさとセンスのよさは変わりないが、現役で働いてくれるのはあと数年だろう。

店を引き継ぐ人もいないようだから、マスターが引退すれば、私はまた床屋探しをしなければならない。あまり多くしゃべらなくても自分の気に入った頭に仕上げてくれる床屋さんが見つかればよいのだが……。今のところは、マスターが少しでも長く現役でがんばってくれることを願うしかない。

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