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思いつくまま気のむくままに  (佐々木 彰 「面白半分」別館).

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崩れてしまった町の読み方

 「○○町ってどう読むの?。○○まち、それとも○○ちょう?」
「それって何県の町?」
「えーとね、秋田県」
「あ、それならまちだよ」

 数年前まではこんな会話が成立した。「町」を「まち」と読むか「ちょう」と読むかという原則が整理されている都道府県が多かったからである。このことについては私のホームページ「面白半分」の「まちまちな町村の呼び方」で詳しく書いているのでご覧いただきたい。

 そこでは町だけでなく村の読み方(むら・そん)についても触れているのだが、ここではとりあえず町の呼び方を地図にまとめたものを掲載する。


 「町」の読み方で「まち」「ちょう」の2通りが混在している都道府県も少しはあるが、どちらかに統一されている地域のほうが多いというすっきりしたかたちであった。(平成10年頃のデータだったと思う)

 ところが平成17年をピークとした市町村合併によって、この原則が崩れてしまった。

 我が秋田県でも多くの合併が行われた。大きな地域が一つになる合併の場合は新市が誕生する例がほとんどだが、2・3の町村が合併する場合には合併後も「町」のままという例もある。

 それらの新町の町名がみな「○○ちょう」なのである。上の地図でもわかるように、これまで秋田県は、町を「まち」と呼んでいたのだから「○○ちょう」は原則崩しになる。

 これまでの原則を知っていて、あえて原則崩しをしたのだろうか?

 もし知らないでやったとしたら、あまりにも勉強不足で情けないことなのだが、まさかそれはないだろう。だとすれば、意識的に行ったことになる。これまでの古い「町」ではなく、平成の大合併によって生まれた新しい「町」という意識を持つために、意図的に「ちょう」という呼び方にしたというのであれば理解できなくもない。

 ただ、それについて県の行政当局と十分に協議を行ったのだろうか。あるいは県議会等で説明をして理解を得たのだろうか。

 「町」の呼び方についての法規はないかもしれないが、地区によって統一されていたということは、ある程度、慣習法のようなものもあったかもしれない。新しい町の町名が決まる際のいきさつについて、詳しい報道を聞いた記憶もないので、私には町の関係者だけで(表現は適切でないかもしれないが)勝手に町名を決めたような感じがする。秋田県の原則を変えるのだから、県民の共通理解が必要だったようにも思う。

 私個人としては、「○○県では町を『ちょう』と読む。△△県では『まち』と読む」のように、原則がすっきりしているほうが好きなので、今回、秋田県で崩れてしまったのは残念な気がする。(合併しない町は「○○まち」のままなので、結局、秋田県も「まち・ちょう混在型」になってしまった。)他の都道府県ではどんな具合なのだろうか。

コメント

お元気そうですね!
閲覧用blogですが、私の今年の
テーマです。

こんばんは。お久しぶりです。お元気そうで安心しました。
さて、町をまちと読むか、ちょうと読むかとのお話、とても興味深く読ませていただきました。
千葉の場合、○○郡△△町・・のようなときには「まち」と読むようですが、千葉市○○町というときには「ちょう」と読むようです。
千葉市稲毛区轟木町(とどろきちょう)、船橋市高根町(たかねちょう)などです。区別の仕方はよくわからないのですが(汗)

はじめまして。実は私も前から、ちょう、まちの読み方について、疑問をもっていました。それで勝手に、県ごとに読み方については統一しているのかと、秋田の場合を考えて思っていました。合併によってそれも崩されているのは知らなかったので、勉強になりました。でも土地になじみのない人は、どちらに読んでいいものか、なやんでしまうから、県ごとに統一してもらえれば、助かるのにという気持ちは変わりません。

  • 2006/02/24(金) 00:10:54 |
  • URL |
  • 因幡うさよ #qLyN7MR6
  • [ 編集]

誰が決めたのか?

何かで耳にしたのですが、○○市○○町という行政区画の中で、まちと言う呼称が多いために、まちと言う呼称にし、○○郡○○町という呼称を、ちょうにすると聞いたことがある。さらに、一人組、二人組などとニュースで使われるが、これを、ににん組とあらためられたと思う。これらはいつの間にかNHK等で使用されるようになっていた。これらは、キット、市区町村と言うときの、ちょう、からきているのでは?と勝手に思い込んでいる。そのうちに村(むら)もソンと言われるのだろうか?誰かが、日本語も進化して変わりつつある、と発言していたが、キットこのようなことを言っていたのかも知れないですね。個人的には、町、街(まち)があるためにチョウと言う呼び名の統一なのかな?と一人で納得している次第です。(自己満足)

  • 2007/03/02(金) 23:45:55 |
  • URL |
  • socororo #-
  • [ 編集]

初めましてピンキ~(13)です。
私は島根住みなんですが、
自分の住所が、○○ちょう△△まちなんですよ(書くとき面倒です)だけど、
市のあとの区分が ちょう で、
その次が(あれば) まち ですよ
(たぶん)

  • 2007/03/22(木) 21:27:18 |
  • URL |
  • ピンキ~ #-
  • [ 編集]

新説(真説)か?わかりませんが

日本語はもともと訓読みでしたので、本来なら町は「まち」と読むべきです。村は「むら」と読むべきです。それを音読み(ちょう・そん)にするには中央政府(行政機関?官僚?)からのお達しがあったのでは?
でも、日本国のナショナリストなら訓読みに統一すべきと思うのですが、そのあたりがよくわかりません(笑)
沖縄の場合、歴史的に異なる可能性がありますが、以前に某市役所の広報企画室系の職員に聞いたことがあります。町は「まち」、村は「村」と呼ぶのが正しいと言ってました。但し20年くらい前のことですので、それが崩れてしまったのではないでしょうか。市(し)や県(けん)が音読みなので合わせようとしているのかもしれません。
そもそも日本には大昔、音読みはなかったのですよ。大陸から遣○使みたいな方々によって、漢字が伝えられ音読みを当てはめていったと言われています。
中国語では 町=ding 村=cun 発音は日本の音読みと少しちがうのと、最近、市や町に該当する単語は「城市」という漢字が使われています。ちなみに県は市なかにのなかにあったりします。
例:北京市延慶県
※ちなみに私はどちらかというとアナキストかコスモポリタンです。でも日本語に関してはナショナリストかな。

番地のすぐ上のレベルの「町」

「まちまちな町村の呼び方」も読ませていただきましたが、
結構、県ごとに統一されていたんですね。
さて、私は番地のすぐ上のレベルの「町」の読み方に興味があり、
検索してこちらに参りました。
お気づきだとは思いますが、東京都でも区の下のレベルですと、
番町皿屋敷で有名な五番町は「ちょう」ですが、隣の麹町は「まち」です。
町名が音読み、訓読みによるのかと思ったところ、
新宿区の坂町は「さかまち」ですが、近くの市ヶ谷柳町は「いちがややなぎちょう」で、
そういう規則でもないようです。よくわかりませんね。

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